今から、天然水とRO水を価格・処理方法・採水地で比較して違いを紹介する

ウォーターサーバーの水には、天然水とRO水の2つの種類があります。この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?今から、これら2種類のお水、天然水とRO水の特徴・価格を比較してご紹介しますので、ウォーターサーバー選びで悩まれている方は、参考にしてみてください。

ウォーターサーバー|天然水とRO水の違いは?特徴を比較する

ウォーターサーバーを導入しようかと考えている人は、天然水とRO水のどちらにしようかで検討していると思います。天然水とRO水の違いは何でしょうか?そもそもRO水とはなんなのでしょう?それぞれ、簡単にご紹介します。

天然水の特徴と採水方法

天然水は、大自然の山の中で採水されます。水にもともと含まれるミネラルなどの成分バランスをそのまま活かしたご当地のお水です。天然水は、降り注いだ雨や雪が、数百年もの長い時間をかけて地中に染み込んで、地層のフィルターを通してろ過されています。

天然水には自然の恵みそのもののミネラル成分も含まれています。代表的なものはカルシウム・ナトリウム・マグネシウム・カリウム・バナジウム・亜鉛です。中でもバナジウムというミネラル成分は生活習慣病などに良いとして人気が出てきています。どの天然水も味は口当たりも良く、味はとてもまろやかで美味しいです。

RO水の特徴と採水方法

RO水のROとはReverse Osmosisの略で「逆浸透」という意味です。RO水は、不純物が入っている水を半透膜でろ過して、純水になっています。RO膜という0.0001ミクロンの超微細孔フィルターで不純物もミネラルもいったん全部抜いてしまって純水(ピュアウォーター)にしています。

0.0001ミクロンと、水分子しか通れないほどの微細なフィルターでろ過するため、通常では取り除けない

  • トリハロメタン
  • 放射性物質
  • ダイオキシン
  • O-157や大腸菌
  • インフルエンザウイルス
  • エイズウイルス
  • 塩素
  • ヒ素
  • PCB
  • アルミニウム

なども取り除かれるのです(これらの物質はRO膜のフィルター0.0001ミクロンより大きいので、取り除かれます)。そして、こうして丁寧にろ過されたピュアウォーターに、カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラル成分を調合しています。口当たりはすっきりとしていて、味も美味しいです。

「RO水は人工的なお水だし、安いから美味しくはないだろう」というのは間違いです。また不純物をほぼ取り除いているため、RO水は天然水に負けないくらい良いお水なのです。RO水を作るのに利用するRO膜はNASAも開発に関わっていて、宇宙空間でも飲料水を確保するためにRO水が利用されています。

天然水とRO水の違いを、価格や処理方法で比較します

天然水 RO水
採水地 富士山麓・南アルプス・北アルプス・熊本阿蘇・京都・大分日田・島根・長野木曽・三重伊勢宮川など各地の銘水地・特定の水源を原水にして水質の良い地域から採水する 採水地は特に決まっていないため、ボトル工場地域の河川水・地下水・水道水を使用することが多い
成分 天然のナトリウム/カルシウム/カリウム/マグネシウム/ゲルマニウム/バナジウム/シリカ/亜鉛等 RO膜によってろ過してしまっているため、後からナトリウム/カルシウム/カリウム/マグネシウムなどミネラル成分を追加
ボトル ワンウェイボトル(使い捨て)が多数 リターナブルボトル
処理方法 フィルターにてろ過。沈殿・加熱処理や非加熱処理で殺菌 不純物・最近・微細ウイルス・農薬・水銀・鉛・塩素・カルキ・花粉・環境ホルモンなどをRO膜フィルターによってろ過。
採水地により異なるが、一般的にはのどごしがまろやかで美味しい ろ過されてピュアウォーターになっているので、さっぱりすっきりした味
価格 高め 安め

色々と違いはありますが、特にはっきりと違うのは、やはり価格です。そこで次に、天然水とRO水の価格を具体的に比較していきます。

ウォーターサーバー|天然水価格比較表

大手ウォーターサーバーメーカーの天然水価格比較です。

プレミアムウォーター フレシャス うるのん コスモウォーター
お水の料金 ・1,900円(基本プラン)
・1,620円(PREMIUM3年パック)
・1,750円(プレミアムベビークラブ)
・フレシャス富士1,050円
・フレシャス木曽1,065円
・フレシャス朝霧高原1,140円
・富士の天然水さらり1,800円
・富士の天然水1800円
・富士の響き1,800円
・日田の誉1,900円
・古都の天然水1,760円
ボトル容量 12L 7.2L 12L 12L
サーバーレンタル代 無料~1,000円(サーバーの種類により異なる) 無料 無料~300円(サーバーの種類により異なる) 無料

少しお値段は高めですが、天然のままの美味しい上質なお水が自宅で飲めるのは大きな魅力です。

ウォーターサーバー|RO水価格比較表

大手ウォーターサーバーメーカーのRO水価格比較です。

アクラクララ クリクラ うるのん コスモウォーター
お水の料金 1,200円/1,000円 1,250円/800円 1,385円 1,180円
ボトル容量 12L/8L 12L/6L 12L 12L
サーバーレンタル料 1,000円~1,500円

(あんしんサポート料)

無料 832円~1,147円 無料

ウォーターサーバーのお水の値段を見た場合は、なんといってもRO水は安いです!ボトル1本あたりでは天然水との価格差は600円程の違いですが、年間通してみるとかなりの料金差が出てきます。たとえば4人家族で月4本使用すると、1年で30,000円近くの料金差になります。家族みんなが気兼ねなくウォーターサーバーのお水を飲み、料理にもガンガン使う場合はRO水の方がオススメです。

(参考)ウォーターサーバーのお水の使用量目安

ウォーターサーバーを利用した時の料金の目安として、ライフスタイル別のお水の使用量目安をご紹介しておきます。上でご紹介した各ウォーターサーバーの天然水・RO水の価格と合わせて、ご自身のおうちだとどれくらい使いそうか?どれくらいの料金になりそうか?を考える参考にしてみてください。

ライフスタイル 利用人数 主な利用方法 月の利用本数目安
1人暮らし 1人 飲料水/料理など 2本(24L)/月
2人暮らし 2人 飲料水/料理など 3本(36L)/月
4人家族 4人 飲料水/料理など 4本(48L)/月
オフィス・事務所 10人 飲料水/お茶/コーヒー 8本(96L)/月

【タイプ別】天然水・RO水はこんな人におすすめ!

我が家には天然水とRO水のどちらが向いているのかな?と思った時の参考に、タイプ別に、天然水・RO水どちらがおすすめかをご紹介します。

ウォーターサーバーをコスパ重視で選びたい人

家族が多い、とにかくお水を大量に飲む、という人には、断然RO水がオススメです。RO水は、天然水よりはるかに値段が安いため、大量にウォーターボトルの注文をする人はRO水の方がコストパフォーマンスは良いでしょう。家族で惜しみなくお水を飲めますね。

ウォーターサーバーを赤ちゃんのミルク用に導入したい人

赤ちゃんがいる人はRO水がオススメです。日本の水道水は安全性が高いと言われていますが、住んでいる地域が浄水施設に近いほど、水道水に含まれる塩素の量が多くなってしまいます。水道水に含まれる塩素は沸騰すれば除去することが出来ますが、トリハロメタンは沸騰後さらに10分以上沸騰させなければ除去できません。

RO水は、塩素やトリハロメタンや不純物を取り除いていますので、赤ちゃんにも安心して飲ませることが出来ます。ウォーターサーバーなら、いつでも温水が出るため、ミルクのためにお湯を沸かす手間がかかりません。時短になります。慣れて来たら、お湯で粉ミルクを溶かしてから少量のお水を混ぜて作るようにすると、すぐに適温のミルクを作ることが出来ます。

なお、ミルクの調乳には、硬度が低い軟水が理想です。もともと粉ミルクには、ミネラル成分などの栄養成分も豊富に入っているため、ミネラル成分の多い硬水は消化器官が未発達な赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまうことがあるためです。日本で売られているウォーターサーバーはほぼ全て軟水ですので、安心して使えます。

健康や美容のためのお水を探している人

健康や美容に気を使っている人は、天然水がオススメです。天然水に含まれるミネラル成分のバナジウムは健康をサポートすると人気です。毎日続けて飲むことで、脂肪燃焼効果・デトックス効果が期待できると言われています。日本では基本的に、富士山麓の限定された地域でのみバナジウムを含む天然水が採水できません。

そのためRO水よりも少しお値段が高めです。でも、健康のためにお水を飲む人は、普段のお水を天然水に変えてみてもいいんじゃないでしょうか。

バナジウムが入っている天然水を選ぶ時は、バナジウム含有量もチェックポイントです。

  • フレシャスの「フレシャス朝霧高原」が1Lあたり180.0㎍
  • うるのんの「富士の天然水」が1Lあたり100㎍
  • プレミアムウォーターの「富士吉田」が1Lあたり91.0㎍

とバナジウム含有量はものによって倍くらいの差があるので、参考にしてみてください。

料理に高品質なお水を使いたい人向け

料理にウォーターサーバーのお水を使うという場合は、RO水がオススメです。ご飯を炊くときもウォーターサーバーのお水を使うと、ふっくら炊き上がります。味噌汁などのスープ類もウォーターサーバーのお水を使うと明らかに仕上がりが違ってきます。お湯がスグに使えるので、粉末類を「すぐにお湯で溶かす」という時短にも役立ちます。

ただ、料理に使うとなると大量のお水を使うため、天然水ではかなりの値段になってしまいます。RO水だとコストパフォーマンスも良く、気兼ねなく安心してお水を使えます。

天然水とRO水比較まとめ:ご家庭のニーズに合ったウォーターサーバー選びを!

今回は、天然水とRO水を比較してみました。いかがだったでしょうか?天然水もRO水も、安全面はどちらも優れています。ウォーターサーバーのメーカーは、天然水とRO水のどちらも取り扱っていて好きな方を選べるメーカーと、RO水のみを取り扱いしているメーカーがあります。

天然のミネラル成分を摂りたい方、採水地にこだわる方、バナジウムやシリカなどの希少ミネラルに興味がある方は天然水を選ぶと良いでしょう。ここ最近では、ウォーターサーバーのユーザーは天然水を選ぶ人が増えてきました。

でも料金では、天然水はRO水よりどうしても高めになってしまいます。コストパフォーマンス重視の人は、天然水よりRO水の方が良いでしょう。お水に含まれる放射能を気にする人も、RO水がオススメです。RO水は、RO膜で放射能も除去されていますので、安心・安全です。ウォーターサーバーの導入の際は、ご家庭のニーズに合わせてお水の種類を選んでみてください。

(参考)人気の大手ウォーターサーバー7社の天然水・RO水取り扱い状況一覧

ウォーターサーバー 天然水 RO水
アクラクララ なし あり
コスモウォーター あり
・京都:古都の天然水
・大分:日田の誉
・静岡:富士の輝き
あり
クリクラ あり
・クリクラミオ
あり
フレシャス あり
・フレシャス富士
・フレシャス木曽
・フレシャス朝霧高原
・フレシャスボトルベーシック
・キャリオ
なし
プレミアムウォーター あり なし
アクアセレクト あり
・伊勢宮川
なし
うるのん あり
・富士の天然水
・富士の天然水さらい
あり

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