ウォーターサーバーの契約をするときにチェックしておいた方が良いのが、お水のボトルタイプです。お水は配送方式が2パターンあります。
- ワンウェイボトル(使い捨て)
- リターナブルボトル(ボトルをリサイクルし、交換するタイプ)
英語でワンウェイとはOneWay、一方通行=使い捨てです。リターナブルはReturnable、返却可能なという意味があり、ボトルを返却してリサイクルされています。
最近ではウォーターサーバーも各家庭に普及し始め、いろんな家庭で目にするようになりました。中でもワンウェイボトルタイプのウォーターサーバーは人気です。
ワンウェイボトルとリターナブルボトルは、どちらもメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴をわかりやすくまとめてみました。
ウォーターサーバーのワンウェイボトル/リターナブルボトル比較表
ワンウェイボトルとリターナブルボトルの違い、気になる点をご紹介します。
ワンウェイボトル | リターナブルボトル | |
---|---|---|
ボトル容器 | ペットボトル/プラパック | ガロンボトル |
空容器の処分方法 | ▪ペットボトル
ポリエチレン・プラ・ポリプロピレンに分別してそれぞれ地域ゴミ収集日に出せる ▪プラパック たたんでプラごみとして捨てられる |
捨てられないため、次の注文日まで自宅で保管。その後業者へ渡す |
配達方法 | 宅配業者が配達 | サーバー業者が配達 |
価格 | 少し高め(1,645円~/12L) | 安い(1,023円~/12L) |
ボトルの設置方法 | ウォーターボトルはサーバーに収納されるタイプ | サーバー上部に設置 |
主な業者 |
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ワンウェイボトル(使い捨てボトル)のメリット・デメリットを簡単にご紹介!
では、ワンウェイボトルのメリットとデメリットには、具体的にどんなところがあるのでしょうか?
ワンウェイボトル(使い捨てボトル)のメリット・良いところ3つ
飲み終わった後のウォーターボトル・パックの処理が楽!
空になったボトルを保管する必要がないため、すぐに捨てられます。ウォーターボトルはペットボトルとビニール袋の中間くらいの硬さで、感触はよくある柔らかめのお水のペットボトルに似ています。
空になったウォーターボトルは柔らかいので、簡単に押しつぶすことが出来ます。使い終わった後はそのまま資源ゴミとして捨てることが出来ますので、空ボトルの保管場所に困ることはありません。
ウォーターボトル・パックが使い切りで衛生的!
ワンウェイボトルのいいところとして、常に新品のボトル・パックで配達されるため、とても衛生的です。使用直前までは空気が入らない状態ですので、雑菌・細菌が混入する心配がなく衛生的です。
日常的なお手入れさえしておけば衛生的に保てるため、面倒な定期メンテナンスが無いメーカーが多いです。また、ウォーターサーバー内部に自動クリーニングシステムを内蔵しているものが多く、利用者側に手間がかからないようになっています。
ワンウェイボトルのウォーターサーバーはおしゃれ
ワンウェイボトルの場合、ウォーターサーバー内部にウォーターボトルやウォーターパックをセットして使用します。そのため、外見からはお水のボトルやパックが見えません。そのためウォーターサーバー自体がとてもシンプルに見えるのです。
そのため部屋のインテリアにもすっと馴染みます。お部屋にこだわりのあるママにとっては、嬉しい配慮ですね。
ワンウェイボトル(使い捨てボトル)のイマイチなところ、デメリット2つ
使い切りボトルなので、コストがかかる
ワンウェイボトル・パックでは、どうしても容器代がかかってしまうため、リターナブルボトルよりも少し割高です。価格的に若干デメリットを感じます。
ワンウェイボトルとリターナブルボトルの価格をクリクラミオとクリクラで比較してみましょう。
クリクラミオ(ワンウェイ) | クリクラ(リターナブルボトル) | |
---|---|---|
ウォーターボトル価格 | 1,100円(税抜・8L) | 1,250円(税抜・12L) |
1Lあたりの価格 | 137.5円(税抜) | 104.1円(税抜) |
1Lあたりの価格で計算してみると、やはりワンウェイボトルは少し割高です。
ウォーターボトルを捨てる際の分別が少し面倒
ウォーターパックの場合はそのまま折りたたんで捨てるだけですが、ポリエチレン・プラ・ペットボトルに分類されるウォーターボトルの場合、捨てる前はきちんと分別しなければなりません。ハサミを使って分別しますが、これがちょっとひと手間かかってしまいます。
リターナブルボトル(再利用・リサイクルボトル)のメリット・デメリット
次に、リターナブルボトルのメリットとデメリットをご紹介します。
リターナブルボトル(再利用・リサイクルボトル)のメリット・良いところ3つ
ウォーターボトルを再利用して使うためエコ!
ウォーターボトルは空になったボトルを、新しいお水を配達してくれた業者さんに渡して再利用してもらいます。その後工場で丁寧に洗浄されて、またウォーターボトルとして各家庭に配達されます。ゴミが出ないため、地球にやさしくエコな点が大きなメリットです。
ボトルがとても頑丈なので、万一の時に水漏れがない
リターナブルボトルは何度も再利用することが目的で作られていますので、しっかりとした樹脂製のボトルです。多少の衝撃でも水漏れすることはありません。万一の災害時も、破損して水漏れ、という心配は皆無でしょう。
最大のメリット!ワンウェイボトルと比べて価格が安い!
リサイクルできる分、ワンウェイボトルと比べて価格は少し安めです。エコだけではなく、家計に優しいというメリットは主婦にとって嬉しいところです。
リターナブルボトル(再利用・リサイクルボトル)の悪いところ、デメリット3つ
ウォーターボトルが丸見えなので、見た目が悪い
リターナブルボトルの場合、ウォーターサーバー上部にそのままボトルを設置するため、常にボトルが丸見え状態で見た目が悪いのがデメリットです。
ワンウェイボトルの場合、ウォーターサーバー内に設置スペースがあり、きれいに収納できるので外からお水が見える事はありません。そのためウォーターサーバーのデザイン性などは、ワンウェイボトルのサーバーの方がシンプルでおしゃれです。
インテリアにこだわるおしゃれママにとっては、リターナブルボトルの見た目は大きなデメリットです。
飲み終わった後、空のボトルの置き場所に困る
リターナブルボトルの場合、飲み終わった後の空ボトルを次の配達まで保管しておかねばなりません。ガロンタイプのウォーターボトルはかなり大きくかさばりますので、専用の置き場所を確保する必要があります。
サイズは7Lタイプと12Lタイプのウォーターボトルがありますが、主流は12Lボトルです。かなりの大きさです。お水の配達時に、うっかり空ボトルの返却を忘れてしまった場合は、空ボトルがどんどん溜まっていくことになるので、うっかりママは注意が必要です。
ボトル注文の際、自宅にいないと、そのままの状態で自宅前に置いていかれる場合がある
リターナブルボトルの配達時にちょうど自宅に居ない時や、赤ちゃんがご機嫌斜めでぐずってインターフォンの対応が出来ない時など、お水の配達に応対できない時もあります。
不在時の対応をしてくれるウォーターサーバー業者もありますが、私自身、簡単なカバーなどで覆われる程度の対応で玄関先に置き去りにされたことがあり、少し抵抗がありました。
できるだけ自宅で対応できる時間に配達してもらうことをオススメしますが、赤ちゃんがいると予測不能な時間帯もあります。万一の時などにちょっと困るなぁと感じていました。
比較結果:ワンウェイボトルとリターナブルボトルは、それぞれこんな人におすすめ!
ワンウェイボトルのウォーターサーバーはこんな人にオススメ!
- リビングに生活感を出さないおしゃれなウォーターサーバーを置きたい人
- ウォーターボトルが丸見え状態は嫌な人
リターナブルボトルのウォーターサーバーはこんな人にオススメ!
- エコ意識が高い人
- インテリアより価格重視の人
- 空ボトルの置き場所を確保できる人
ワンウェイボトル・リターナルボトル、それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のライフスタイル・家の環境・ニーズに合わせて選んでください。